NEO PAINTING TOKYO 3 [PART2]
開廊時間|木〜土 11:00–13:00, 14:00–19:00
休廊日|日〜水・祝日
※新型コロナウイルスに関する状況により会期や内容を変更する可能性があります。
Curated by Hiro Sugiyama
参加作家:坂口隼人、吉村宗浩、谷田一郎、ヒロ杉山、本田誠
【ヒロ杉山 ステートメント】
1980年代日本はバブルの時代、商業施設などは
経済の発展とともに大きな勢いを持っていた、それは若者のカルチャーへも
影響を及ぼしていた。日本グラフィック展という商業施設が開催した
大きな公募展は、その受賞者を次々とスターダムに押し上げていった。
それまで、机の上でイラストレーションを描いていた若者が、B全サイズの
大型パネルに絵を描き出した。そしてそれをアートと呼んだ。この時より
日本におけるアートとイラストレーションの境界線が曖昧になった。
そして現在、日本ではイラストアートという現象が起きている。イラストレーターが
自らテーマを決めて大きなキャンバスに絵を描き個展を開き
それが高価な値段で流通している。その派手なイラストアートの動きとは
相反したところで、独自の技術と発想により、今。現在の絵画を制作する作家もいる。
それらの作品は、時代と焦点が合う日が間近に来ている予感がしている。
【ヒロ杉山 略歴】
アーティスト、アートディレクター。東京生まれ。1989年谷田一郎とNEO ART GROUP結成。1997年グラフィックアートユニット、エンライトメントを結成。ファインアートの世界で国内外の展覧会で作品を発表。2018年よりWAVE展を企画のキュレーションに携わる。その他数多くの展覧会を企画。
エンライトメント オフィシャルサイト
Instagram
【参加作家 略歴】
■ 坂口隼人
1995年滋賀県⽣。京都精華⼤学イラスト学科卒。視覚の違和感や、顕在意識と潜在意識との差異に興味があり、それらを絵画にし発表している。
■ 吉村宗浩
1961年⽣まれ、兵庫県神⼾市在住。兵庫県⽴神⼾商科⼤学商経学部経済学科卒業。武蔵野美術⼤学造形学部油絵学科卒業。主な展覧会に、⼆⼈展「静寂のアイロニー」(2023年、VINYL東京)、「WAVE2022」(2022年、アーツ千代⽥3331)、⼆⼈展「YOSHIMURA family2」(2022年、神⼾元町歩歩琳堂画廊)、個展「画家とアトリエ - メチエの修⾏場」(2022年、兵庫県⽴美術館)他多数。
■ 谷田一郎
1980年代後半よりイラストレーター、グラフィックデザイナー、CGクリエイター、CMディレクターなど様々な分野で活躍の場を広げ、2022年 Akio Nagasawa Galleryにて現代美術作家としてデビュー。2023年秋、同ギャラリーにて個展を開催予定。
■ ヒロ杉山
■ 本田誠
⼈物、⾵景、動物など、独⾃な空気感の捉え⽅で具象、抽象にとらわれずに油絵具を使⽤し制作している。多数の個展、グループ展に参加。