おすすめ、サイン入り
IN PRAISE OF SHADOW(HOMAGE TO TADAO ANDO)
限定版/限定850部/サイン&ナンバー入
安藤忠雄の建築である兵庫県立美術館をモチーフに、“陰翳礼讃”をテーマとして取り組んだシリーズ。
2022年にAkio Nagasawa Gallery Ginzaで同名個展を開催した。
【作家ステートメント】
私は安藤忠雄氏によって生み出されたこの建築物の「美しい曲線と直線」、「繊細に計算された光と影」、それらすべてのコントラストに一瞬にして魅了されシャッターを切り続けました。
この研ぎ澄まされた空間は、普段自分自身がモノクロの撮影で大切にしている「階調」を、緻密に表現しているように感じ引き込まれていきました。さらに時間や季節によって、幾通りにも姿を変えられるよう創られていることに深い感銘を受けました。
安藤氏によって創り出された、この「兵庫県立美術館」が物語る「陰翳礼讃(In Praise of Shadows)」の世界を少しでも今作で表現できたらと思います。
- 判型
- 280 x 210 mm
- 製本
- ハードカバー
- 頁数
- 104頁
- 発行年
- 2022.4
- 出版社
- Akio Nagasawa Publishing
TAKAY
TAKAY
1973年生まれ。
1996年渡英、イギリスのファッション誌「i-D」でキャリアをスタート。現在は東京とニューヨークを拠点に「Harper's Bazaar Germany」「L'UomoVogue」といったファッション誌から「ArmaniJeans」「Y-3」の広告など、ワールドワイドに活躍。主な出展歴として、2001年にヴィクトリア&アルバート博物館で開催された展覧会の拡大版「Bravehearts: Men in Skirts」(メトロポリタン美術館、ニューヨーク、2003年)やシャネルの歴史とクリエイティブな側面に焦点をあてた作品を出品した「CULTURE CHANEL」(上海当代芸術館、上海、2011年)、2011年から2016年にかけて世界中の12都市を巡回した「The Fashion World of Jean Paul Gaultier: From the Sidewalk to the Catwalk」、「PUNK: Chaos to Couture」(メトロポリタン美術館、ニューヨーク、2013年)等多数。2016年に『ECHOS』、2020年に『Fluence: The Continuance of Yohji Yamamoto』、2022年にAkio Nagasawa Publishingより『IN PRAISE OF SHADOW(HOMAGE TO TADAO ANDO)』を出版。