スペシャルエディション、サイン入り
遠野物語(新装版)特装版 A
限定版/限定10部/サイン&ナンバー入/キャンバスにシルクスクリーン刷表紙
『遠野物語』(新装版)にオリジナルプリント1点が付いた特装版。
写真集にサイン&エディションナンバー入り。オリジナルプリント裏面にサイン&エディションナンバー入り。
プリントイメージは全部で3種類、各限定10部。
これは僕の「遠野物語」の決定版である。
-森山大道 あとがきより
「遠野物語」は、1976年朝日ソノラマから刊行され、その後、2007年光文社、2012年Tate publishingと版を変えて再版されている。先行するそれらは、新書、文庫サイズだったため、図版を堪能するには少々物足りなさを感じる。今回、新装版を制作するにあたり、判型を大きくし、初版にはなかった未発表作品49点を新たに追加して再編集した。
-長澤章生 あとがきより
- 判型
- 210 x 297mm
- 頁数
- 100
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2022.1
- 出版社
- Akio Nagasawa Publishing
- プリント
- アーカイバルピグメントプリント
- シートサイズ
- 89 x 110 mm
森山大道
Daido MORIYAMA
1938年大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年に独立。写真雑誌などで作品を発表し続け、1967年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。1968-70年には写真同人誌『プロヴォーク』に参加、ハイコントラストや粗粒子画面の作風は“アレ・ブレ・ボケ”と形容され、写真界に衝撃を与える。
ニューヨーク・メトロポリタン美術館やパリ・カルティエ現代美術財団で個展を開催するなど世界的評価も高く、2012年にはニューヨークの国際写真センター(ICP)が主催する第28回インフィニティ賞生涯功績部門を日本人として初受賞。2012年、ウィリアム・クラインとの二人展「William Klein + Daido Moriyama」がロンドンのテート・モダンで開催され、2人の競演は世界を席巻した。2016年、パリ・カルティエ現代美術財団にて2度目の個展「DAIDO TOKYO」展を開催。2018年、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」が授与された。2019年、ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。
2021年、パリのMEP(ヨーロッパ写真美術館)にて東松照明との二人展「Tokyo: 森山大道+東松照明」を開催。2022年、アムステルダムやローマ、サンパウロ、北京で個展を開催するなど、現在も精力的に活動を行っている。