縄の髄
開廊時間｜木〜土 11:00–13:00, 14:00–19:00
休廊日｜日〜水・祝日
この度、Akio Nagasawa Gallery Aoyamaは、Hajime Kinoko個展「縄の髄」を開催致します。
Hajime Kinokoは、縄のスペシャリストとして、緊縛をアートに昇華させたロープアーティストです。
人を“縛る”というショーパフォーマンスのみに留まらず、石や木といった自然物や、建物、空間を緊縛によって変容させるユニークなインスタレーションも手掛けており、発表場所は日本のみならず世界各国に広がっております。
日本独自の文化である緊縛が織りなす世界を、この機会に是非ご高覧ください。
《作家ステートメント》
人を縛る。
何故、何の為に、果たして必要なのだろうか？
日々縄に触れ、いつしかそれは私の手の延長として存在していた。
縄で人を包み、愛でると
縛られた人の心はほぐれ、私たちの縁も結ばれるーー
縛ることと解くことが真逆の行為になるのだ。
この転変こそ、緊縛といえよう。
ロープアーティストとして、物や空間までも様々な手法で縛ってきた私が、
今一度その緊縛の真髄に立ち返り、痕跡を残す。
Hajime Kinoko
アーティスト
Hajime Kinoko
Hajime Kinoko
１９７７年１０月２２日生まれ
縛りをエロスと捉えるだけでなく、ポップな解釈やアートへの昇華も得意としている。特に自然（木や岩など）や空間までも縛るユニークな作品性は評価されている。近年はパフォーマンス以外に、写真や映像によるアートワークも精力的に発表。縛りと撮影、演出の全てを手がける。また国内のみならず、パリ、ロンドン、ローマ、ベルリン、シドニー、メルボルン、バンクーバー、ニューヨーク、ロサンゼルス、台北、上海、他、世界中の都市での公演、ワークショップを行っており、海外での認知度も高い。日本を代表する縄のスペシャリスト。
《主な個展》
2023 個 展 緊縛美装 ＠渋谷スクランブルスクエア14F ＋ART GALLERY
2022 個 展 Rope Installation展 Hajime Kinoko x StandBy ＠神宮前StandBy
2021 個 展 Rope Installation展 黒と赤の迷宮 ＠目白 La vie en Rose
2021 個 展 ー 軌跡 ー ＠札幌文化芸術交流センター
2020 個 展 和様緊縛・雅 ＠ギャラリー・ルデコ
2019 個 展 Hajime Kinoko ROPE INSTALLATION SHOW ＠大阪 大丸梅田店
2018 個 展 Perfect Red ＠ギャラリー・ルデコ
2018 個 展 縄痕 ＠BALLOND'ESSAI
2017 個 展 花札緊縛美人 ＠クリエイションギャラリー日本橋箱崎
2016 個 展 僕が松茸になるまで ＠クリエイションギャラリー日本橋箱崎
2015 個 展 Red ＠神保町画廊（東京）、新宿座（東京）、OYOYO（札幌）、リトルモア（台湾）、G788（ボルティモア）
2010 個 展 小娘と紐 ＠原宿Lovelies Lab