Scharfesque: Kenny and Malia Scharf
開廊時間|木〜土 11:00–13:00, 14:00–19:00
休廊日|日〜水・祝日
この度、Akio Nagasawa Gallery Aoyamaは「Scharfesque: Kenny and Malia Scharf」展を開催致します。
本展では、ケニー・シャーフの版画作品10点とフィギュア作品2体、マリア・シャーフのScharf Tee collectionからTシャツ、フーディー、ケニーによるペインティングが施されたデニムジャケットなど約40アイテムを展覧致します。90年代のニューヨーク、ソーホーに存在したケニー・シャーフのアートショップ「Scharf Shock」の雰囲気を再現するような、アートとファッションを融合した展示内容となります。
アーティスト
ケニー・シャーフ
Kenny Scharf
1958年、カリフォルニア生まれ。1980年代のイースト・ヴィレッジのアートシーンに参加。アンディ・ウォーホル、クラウス・ノミ、アン・マグナソンらと親交のあったクラブ57の中心人物の一人であり、キース・ヘリング、ジャン=ミシェル・バスキアらとともに、ストリートアートや80年代のポップ美学に影響を受けた絵画的言語を用いて、絵画の再定義に貢献した。絵画からインスタレーション・アートまで、様々なメディアを駆使し活動するケニー・シャーフは、鮮やかな「キャンディ」のような色を基調としたビジュアル・ランゲージを展開し、子供の頃に見たTVシリーズ「原始家族フリントストーン」や「宇宙家族ジェットソン」のヒーローたちにインスパイアされた、自身の漫画のキャラクターたちが住む象徴的な世界を創り出している。シャーフのキャラクター達は、モダニズムの絵画の理想に対し批判的なスタンスをとっているようにも見える。それらはキャンバスや建物の壁にバイオモルフィックな形で次々と湧き出て、さらには立体的な彫刻作品にさえも…… 常に現実を破壊し、「(もしあれば)ルールを破る」遊び心を持っている。
マリア・シャーフ
Malia Scharf
マリア・シャーフは、アーティストや地球活動家、映画監督、作家、ヒーラーなど多岐にわたり活動を行う。2020年秋、父親であるケニー・シャーフを題材にした初の長編映画『Kenny Scharf: When Worlds Collide』を公開予定。Scharf teesは親子での美しいコラボレーションであり、「生命は芸術を養い、芸術は生命を養う」(必要とされるところに創造し、還元する方法)という信念の表れでもある。