Silent Mode
開廊時間|木〜土 11:00–13:00, 14:00–19:00
休廊日|日〜水・祝日
※新型コロナウイルスに関する状況により、会期や内容が変更する可能性があります。
この度、Akio Nagasawa Gallery Aoyamaは、瀬戸正人個展「Silent Mode」を開催致します。
瀬戸正人は、1953年タイ生まれ。写真家・深瀬昌久のアシスタントを経て、81年にフリーランスの写真家として独立しました。1996年に第21回木村伊兵衛写真賞を受賞。2020年に東京都写真美術館にて「記憶の地図」展を開催し、2021年には第37回写真の町東川賞国内作家賞を受賞するなど現在も写真界で幅広い活動を続けています。
本展では1996年にスタートした「Silent Mode」シリーズの最新作品を中心に14点を展覧致します。是非この機会にご高覧頂けましたら幸いです。
《作家ステートメント》
Silent Mode 2020
写真は幻影に過ぎない。
だからこそ、この世界をもっとリアルに、
そしてもっと生々しく撮らなければならない。
その生々しい時間と世界の感触こそ、
幻影でありながら、見てしまったもう一つのリアルな現実、それこそが写真なのだ。
眼差しは、常にさまよい自己と虚空の間に漂う。
幻影を見つめ、自己へと向かう眼差しの奥底で、
やがて、その失われた焦点が翻り、
己の網膜に到達しスパークする。
その残像が、写真として人の記憶となる。
-瀬戸正人
アーティスト
瀬戸正人
Masato SETO
1953年タイ生まれ。東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業後、深瀬昌久のアシスタントを経て、81年フリーランスの写真家として独立。
87年、新宿に山内道雄とギャラリーPLACE M開設。『Silent Mode』(95)、『部屋 Living Room, Tokyo』(96)で第21回木村伊兵衛写真賞、自伝エッセイ『トオイと正人』(99)で新潮学芸賞他数々受賞。その他の作品集に「バンコク、ハノイ1982-1987」(90)、台湾の街道筋に立ち並ぶ電飾を施したガラスの箱の中で、ビンロウという嗜好品を売る女たちを捉えた「binran」(08)等がある。
作家活動にとどまらず、木村伊兵衛写真賞の審査員を務めるなど、写真界で幅広い活動を続けている。清里フォトアートミュージアム副館長。
出版物
Silent Mode: MOLE UNIT No.5(特装版)A
写真集『Silent Mode』(MOLE UNIT No.5)にオリジナルプリント1点が付いた函入り特装版。
書籍に作家サイン入り、プリント裏面に作家サイン&ナンバー入り。
Silent Mode: MOLE UNIT No.5(特装版)B
写真集『Silent Mode』(MOLE UNIT No.5)にオリジナルプリント1点が付いた函入り特装版。
書籍に作家サイン入り、プリント裏面に作家サイン&ナンバー入り。