TOKYO 1961
Gallery hours:11:00-19:00
Closed on Monday,Tuesday
*12/23(火)、1/12(月）は祝日につきオープンいたします。
*年末年始休業 2014年12月29日（月）-2015年1月6日（火）
この度、AKIO NAGASAWA GALLERYでは『Wiliam Klein: TOKYO 1961』展を開催する運びとなりました。
独自の手法で都市を捉える写真家として、ヴォーグのファッション・カメラマンとして、そして映画監督として、幅広い分野で常に第一線で活躍し続けているウィリアム・クライン。今回展示する「東京」はニューヨーク（1956）、ローマ（1956）、モスクワ（1961）と続く都市をテーマとした4部作のひとつで、パチンコホール、証券取引所、ストリッパー、ネオンや看板、高度経済成長期の真っ只中の混沌とした東京を切りとったシリーズです。
開催にあわせ、写真集『東京』新装版を刊行致します。是非この機会にご高覧ください。
New Release
William Klein「 TOKYO 1961」 Special edition
2014 /Akio Nagasawa Publishing /限定1000部、作家サイン＆ナンバー入/355×260mm/
ハードカバー・スリップケース入/200 頁
オリジナルプリント1枚付（作家サイン・ナンバー入）、プリントイメージは10種、各限定10部/324,000円（税込）
William Klein「 TOKYO 1961」 New Edition
2014 / Akio Nagasawa Publishing /限定1000部、作家サイン＆ナンバー入/355×260mm/ハードカバー/200 頁/32,400円(税込）
William Klein「TOKYO 1961」 Booklet edition
2014 /Akio Nagasawa Publishing /355×260mm/ソフトカバー/24 頁
発行部数/日本1000部、フランス1000部
3,240円（税抜）
アーティスト
ウィリアム・クライン
William KLEIN
1928年ニューヨーク市生まれ。
1955年からファッション写真を撮影、キャリアをスタートさせる。1956年『ニューヨーク』を刊行。ブレ、ボケなど従来の写真のタブーを破り大胆に表現、そのスタイルは今なお多くの写真家に影響を与え続けている。『ニューヨーク』の後、『ローマ』（1959）、『モスクワ』『東京』（1964）を相次いで制作。
活動は写真にとどまらず、1958年より映画制作を行い、1966年にファッション界を題材とした映画『ポリー・マグーお前は誰だ？』公開。
1995年にはサンフランシスコ近代美術館で個展を開催し、欧州中心だった評価がアメリカにおいても高まる。2005年パリのポンピドゥー・センターで『ウィリアム・クライン・レトロスペクティブ』展開催。2012年には森山大道との二人展『William Klein + Daido Moriyama』がロンドンのテート・モダンで開催され、写真界のみならずファッション界や映画界でも大きな話題を呼んだ。日本では2004年に東京都写真美術館で『PARIS＋KLEIN』展が開催された。
芸術文化勲章「コマンドール」（1989年）、「ハッセルブラッド国際写真賞」（1990年）他数々受賞。
2022年9月パリにて逝去。
出版物
TOKYO 1961（Booklet Edition）
『TOKYO 1961』（New Edition）より抜粋された作品で構成したブックレット版。本書のみの収録作品も含む大判作品集。
TOKYO 1961（New Edition）
ウィリアム・クラインの都市四部作の一冊『TOKYO 東京』。初版が刊行されてから50年を迎えた節目の2014年に新たな版で復刻。表紙デザインはオリジナルを踏襲したクライン自身によるデザイン。高度経済成長に差し掛かり、東京オリンピックを3年後に控えた喧噪に沸く都市"東京 1961"の全体像を鷲掴みにするカメラワークは秀逸。
