スペシャルエディション、サイン入り
犬と網タイツ(特装版)D
限定版/限定各30部/サイン&ナンバー入
写真集『犬と網タイツ』にオリジナルプリント(インクジェットプリント)1点が付いた特装版(ハードカバー、クロス装、函入)。
プリント裏面に作家によるサイン&エディションナンバー入。
プリントイメージは5種類、各限定30部。
ここに写されたもののほとんどは、都市のさまざまな街路や建物の外壁や路端に、さほど人の目を引くほどもなく、それとなくひっそりと在るもの、程よく寂れてひっそりとたたずむ、路地裏の片隅や人影などで、ぼくの日常の視線にふと止まることはあっても、ほぼ見過ごされても仕方のないものたちばかりだ。
-『犬と網タイツ』あとがきより
※作家初、日付入り撮影順の配列
※全点縦位置写真
※写真集には、犬も網タイツの写真も収録されていません。
- 判型
- 231 x 156 x 25 mm
- ケースサイズ
- 240 x 163 x 34 mm
- プリントサイズ
- 168 x 125 mm
- 製本
- ハードカバー、クロス装、函入
- 頁数
- 304頁、掲載写真292点(モノクローム)
- 発行年
- 2015
- 出版社
- Akio Nagasawa Publishing
森山大道
Daido MORIYAMA
1938年大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年に独立。写真雑誌などで作品を発表し続け、1967年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。1968-70年には写真同人誌『プロヴォーク』に参加、ハイコントラストや粗粒子画面の作風は“アレ・ブレ・ボケ”と形容され、写真界に衝撃を与える。
ニューヨーク・メトロポリタン美術館やパリ・カルティエ現代美術財団で個展を開催するなど世界的評価も高く、2012年にはニューヨークの国際写真センター(ICP)が主催する第28回インフィニティ賞生涯功績部門を日本人として初受賞。2012年、ウィリアム・クラインとの二人展「William Klein + Daido Moriyama」がロンドンのテート・モダンで開催され、2人の競演は世界を席巻した。2016年、パリ・カルティエ現代美術財団にて2度目の個展「DAIDO TOKYO」展を開催。2018年、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」が授与された。2019年、ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。
2021年、パリのMEP(ヨーロッパ写真美術館)にて東松照明との二人展「Tokyo: 森山大道+東松照明」を開催。2022年、アムステルダムやローマ、サンパウロ、北京で個展を開催するなど、現在も精力的に活動を行っている。