スペシャルエディション、サイン入り
Yukari(特装版)A
限定版/限定10部/サイン&ナンバー入/キャンバスにシルクスクリーン刷表紙
写真集『Yukari』にオリジナルプリント(アーカイバルピグメントプリント)1点が付いた特装版。
表紙はキャンバスにゴールド+黒の二色刷です。
写真集にサイン&ナンバー入。オリジナルプリント裏面にサイン&エディションナンバー入。
「女の道」シリーズ(四部作)の第四弾。
新宿ではShinobu、ミナミではHiroko、錦ではNaomiと呼ばれた女は、福岡の中州ではYukariと名乗っていた。
「いつかNew Yorkで暮らしたい」というのが彼女の口癖だった。
彼女が中州から姿を消して、もう2年にはなろうか。
もしかしたら、念願を叶えて今はNew Yorkで暮らしているのかもしれない。
今でもたまに彼女のことを思い出す。
これは、今はNew Yorkにいるかもしれない僕の思い出の中にいる彼女の横顔(プロフィール)である。
- 判型
- 210 x 297mm
- 画像
- 61点
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2021.10
- 出版社
- Akio Nagasawa Publishing
- プリント
- アーカイバルピグメントプリント
- シートサイズ
- 87 x 127 mm
森山大道
Daido MORIYAMA
1938年大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年に独立。写真雑誌などで作品を発表し続け、1967年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。1968-70年には写真同人誌『プロヴォーク』に参加、ハイコントラストや粗粒子画面の作風は“アレ・ブレ・ボケ”と形容され、写真界に衝撃を与える。
ニューヨーク・メトロポリタン美術館やパリ・カルティエ現代美術財団で個展を開催するなど世界的評価も高く、2012年にはニューヨークの国際写真センター(ICP)が主催する第28回インフィニティ賞生涯功績部門を日本人として初受賞。2012年、ウィリアム・クラインとの二人展「William Klein + Daido Moriyama」がロンドンのテート・モダンで開催され、2人の競演は世界を席巻した。2016年、パリ・カルティエ現代美術財団にて2度目の個展「DAIDO TOKYO」展を開催。2018年、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」が授与された。2019年、ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。
2021年、パリのMEP(ヨーロッパ写真美術館)にて東松照明との二人展「Tokyo: 森山大道+東松照明」を開催。2022年、アムステルダムやローマ、サンパウロ、北京で個展を開催するなど、現在も精力的に活動を行っている。